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人から嫌われたとき、どうしたらいい?

こんにちは!

大人気カリスマブロガーのMAXです!

 

本日の話題は『人から嫌われたとき、どうしたらいい?』です。

人は誰でも人に嫌われたくないものです。

私だってそうです。『大人気』?『カリスマ』?

私は大人気カリスマブロガーを名乗っていますが、それが完全に自称であることは読者の皆さんなら当然お分かりのはずです。じゃあ実際の私(MAX)は?

大人気からもカリスマからも程遠い(地球と土星ほどの距離?いや、もっと遠い、はるか彼方の銀河系くらいの距離……)タイプです。じゃあ、なぜ大人気カリスマブロガーを名乗るのか?

理由は大きく3つあります。

1、人気者ではないことへのコンプレックス

2、ラベリング効果(またはプラシーボ効果

3、多少馬鹿な事を言っても許される空間作り

少し話が脱線しましたが、人から嫌われるって辛いですよね。人から好かれないってだけでも寂しいのに、さらに人から嫌われるなんて、考えただけでもう……

全然平気!なんて人もいますが、程度の差こそあれ、大部分の人は、人から嫌われることを苦痛に感じるものです。学校や職場など、身近なところに自分を嫌う人がいる、その人に無言で睨まれる。考えるだけで怖いですね。

私の場合、子どもの頃からいじめられた経験がありますので、余計に怖いと感じます。「またいじめられるんじゃないか?傷つけられるんじゃないか?陰口が広がって、自分を嫌いな人がどんどん増えていったらどうしよう?」恐怖の想像は膨らんで止まりません。人間が怖いと感じる人にとって自分を嫌う人はまさに天敵です。

 

じゃあどうしたら嫌われないのか?

 

……残念ながら嫌われないことはありません。

必ず誰かに嫌われています。みんなそうです。人気者は?当然、人気者が嫌いな人もいます。日本人だから嫌い、という人も、男だから嫌い、という人も、 A型が嫌い、という人もいます。牡羊座の人が嫌いな人もいれば、オタクが嫌い、カウンセラーが嫌い、という人もいます。たとえ自分が直接何かしたわけでなくても、です。目つきや雰囲気や話し方、動作のスピード、そんなことでさえ嫌われる原因となる場合もあります。「どうして?自分には優しいところも良い部分もたくさんあるのに?」と悲しくなります。ですが、相手にとっては、相手から見えてる部分、または誰かから聞いたほんの少しの情報だけが全てなのです。深く知ろうとしてはくれません。嫌われること自体、理由があってないようなもの。同じ事をしても嫌われない人もいるわけです。何をしても何もしなくても、半無条件に嫌われることがあり得るんです。だから、

自分が嫌われているという事実を、深く受け止める必要はありません。

みんな嫌われているんです。あなたの嫌いな人も好きな人もみんな、みんな誰かに嫌われています。好き嫌いの感情は天気と同じです。

 

一度嫌われると、しばらく悪い部分だけが注目されるようになります。バイアスをかけられ、何をしても悪く思われるようになります。

こんな事を言うと「じゃあ天気と全然違う!何も解決になってないじゃん!!」と私を嫌いになったかもしれません。では、思い出してください。昔嫌いだった野菜が今では大好物であること。絶対ならないと思っていた職業に就いて案外楽しかったこと。苦くて飲めなかったビールが、今では美味しいこと。

嫌われたとき、それをすぐに改善することは、可能性ゼロではありませんが稀な事です。ですが絶望する必要もありません。長い目で見てください。時間が経てば人の印象も関係性も変わっていきます。小学校の頃は大嫌いだったやつが中学/高校で大親友なんてこと、みなさんにも経験あるかもしれません。人の好き嫌いは絶対ではありません。たくさん人生経験していくなかで、相手の気持ちや言葉を理解できるようになっていきます。気持ちも変わっていきます。そして、私達自身も日々変化しています。昨日と同じ自分なんて今日にはいなくなっているのです。だから今日まで嫌われていても明日どうなるか分からないんです。そういう意味で天気と同じなんです。だから今嫌われていてもその相手を、私の事を嫌いな人、と認識せずに、いつか味方になる人、将来味方になってくれる人、と思っていればいいんです。

 

『2:6:2の法則』というのがあります。

人は必ず知り合った2割の人から嫌われ、6割の人からは関心を持たれず、残り2割の人から好かれる、という法則です。

簡単に言えば、どこに行っても10人に合えば、2人は自分を嫌いで、2人は自分を好きで、6人はどっちでもない人がいる、ということ。

もしも誰も自分を好きな人がいない、みんな自分を嫌い、という場所があったとしたら?

(殆どありません。思い込みの可能性も考えて……いや、でもやっぱりという人は)

選択肢

1、離れる

2、好かれてしまう。

3、気にしない自分を作る

やっては、いけないのは我慢を続けて病気になること。無理に相手を好きになろうとすることもダメです。自分の心は騙せません。無理はいずれ心身にダメージとなって返ってきます。

2、好かれてしまう、は結構高度な試みです。自分を抑えて無理に合わせて仲良くしようとしても好かれる事にはなりませんし、そんな好かれ方をしても疲れて身が持ちません。2、好かれてしまう、というのはあくまで対等な立場での話です。条件のある好意はその条件がなくなると消えてしまいます。自分の良いところを無理なく自然に見せて伝えるには、相手にかかるバイアスを超えていくことですので、身構えない自然体で関わることが重要です。なので、相手が自分を嫌いという事を全く気にしない必要があります。噛みついてくるワンちゃんを撫でるような心が必要です。そこで構えたり怯えたり、怒りに震えてしまうようではうまくいきません。なので2.を行う場合は、ある程度まで自分に自信をつけてから実践しましょう。難しい分、成功したらなんとも晴れ晴れとした気持ちになることでしょう。

3、気にしない自分をつくる、も、一つ間違えると病気になりますので注意してください。これは決して我慢強くなることでも忍耐力を高めることでもありません。勘違いしないように注意が必要です。「無理なく気にならないようになる、受け止め方を変えていく」というやり方です。受け止め方を変えるというのは、一人ではなかなか難しいですので、私達のようなカウンセラーを利用することをオススメします。時間はかかりますが、これができるようになってしまえば、誰に会っても嫌われる心配がなくなります。

「こっちも相手を嫌いになったし、カウンセリングを受けるのも嫌だ」という人には1.離れる、をお薦めします。無理して病気になるくらいなら、その環境から離れた方がいいです。世の中の2割は自分を嫌いなわけですから、たまたまその環境に2割の人達が集中してしまったんです。そんな場所があるということは、自分を好きになってくれる場所もあるということ。そんな場所を探すのも人生の目的の一つかもしれません。

状況的にキツくなったら離れましょう。心が弱いから逃げるというのではなく、賢いからその場を離れるのだ、と認識してください。健康であれば何度でも出直す事ができます。逆に心が病んでしまうと簡単な事も難しくなってきます。先ずは心身の健康を守りましょう。

 

最後に、

ある小中一貫校に通う小学一年生の女の子が私に教えてくれた言葉を紹介します。

『好きは嫌いの素、嫌いは好きの素だよ』