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漫画とカウンセリング

こんにちは

大人気カリスマブロガーのMAXです!

 

本日のテーマは『漫画とカウンセリング』です。

皆さんは好きな漫画はありますか?

いい大人が何を言ってるの?漫画なんて子どもが読むものでしょ?

と言う人もいるかもしれません。私はこの偏見に強く反対します。確かに漫画は、子ども向けの娯楽として育ってきた素地がありますが、それが時代を追うごとに発展していき、中には芸術の域まで達しているものまであります。様々な種類や目的の漫画がありますので、中には稚拙なものもあるかもしれませんが、別に高尚なものでなくても生き方や考え方のヒントになることだってたくさんあります。私もよく絵柄で判断してしまうことがありますが、読んでみたらタイトルや絵柄を越えて想像以上に面白い、深いと思える漫画が実は結構あるんです。

文学系の母は私によく『漫画なんて読んでないで活字を読みなさい』と言っていました。確かに活字を読む事も想像力や識字能力を高めるには大事ですし、活字でしか味わえないものがあるのも事実です。私も小説好きです、活字の良さ、分かります。ですが、だからといって漫画が悪い、読む価値がない、というのは乱暴な結論です。漫画には漫画の味わいがありますし、漫画でなければ伝えられない物語もあります。

昨日のブログ『人に嫌われたら、どうしたらいいか?』の中で、もし人に嫌われたら、長い目で関係性を捉えることが大事だと書きました。やがて仲間になる相手、とイメージするよう書きました。これは王道少年漫画をイメージして頂いたら分かりやすいかと思います。

例えば『ドラゴンボール

今では最も親しい仲間であるクリリンヤムチャですら、初登場ではちょっと嫌なやつだったり、戦う相手でした。今では心強い味方であるピッコロやベジータの登場した頃には到底味方になるとは想像できない悪逆ぶりを見せていました。

ピッコロは後に悟空や地球を幾度となく救う仲間となります。特に息子の孫悟飯にとってはかけがえのない恩師になり、成長に大きな影響を与えています。セルゲームの時には悟空よりも、悟飯の気持ちが分かる良い理解者ぶりを発揮していました。ベジータは悟空に負けて以来いつか悟空を倒すというスタンスをずっと貫いてきましたが、セルゲームの後は悟空悟飯親子に負けたと認め、魔神ブウ編ではついに『お前がナンバーワンだ』と悟空を認めました。もし悟空達が敵対していた頃のベジータを殺していたら、この台詞を聞くことはなかったでしょう。

関係性は今の瞬間がすべてではない、ということがよく分かるストーリーです。

敵味方関係なく相手の強さを認め、受け入れるおおらかな孫悟空のキャラクターもドラゴンボールの魅力の一つですね。そうありたいと思わせてくれます。

他にも『ワンピース』や『ナルト』『幽遊白書』『キン肉マン』などでも、関係性の変革という感動を味わうことができます。

参考にしたいですね。

最後に、キン肉マンの名台詞を紹介します。

『友情とは成長の遅い植物である。それが友情という名の花を咲かすまでは、幾度かの試練、困難の打撃を受けて堪えねばならない』